4月にフルタイム復帰することにしました。
それに向けての読書月間。第一弾は『「ママ」というオシゴト』。
「ママ」というオシゴト―子育ては最高のライフワーク! (Como子育てBOOKS)
- 作者: 菅原ますみ
- 出版社/メーカー: 主婦の友社
- 発売日: 2009/01/23
- メディア: 単行本
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マミートラックというキーワードで検索をして記事を読んでいたら、たまたまこの本がヒット。
著者の菅原まさみさんという方は、発達心理学の専門家とのこと。
Amazonや楽天ブックでもそれ程評価がついていなかったので、あまり期待していなかったのですが、とても良い本でした。
この本を読んで、(わかってはいたけれど)子供っていつか巣立つ日がくるんだなぁという寂しさ、子育てってもっと楽しめるはず!というわくわく感。そして、ママも自分の世界を持って自立しなければ行けないという使命感のようなものを感じました。
子育てに関する本って、ある一定期間にフォーカスを当てて書かれたものが多いと思うのですが(例えば、幼児期とか)、これは、妊娠期〜青年期(子供が自立するまで)までの長いスパンで子育てを見渡し、子供の成長と共に変わる親子の関係や夫婦の関係について書かれています。
小学校以降の子供のことって、あまり具体的にイメージしたことがなかったのですが、この本を読み、なんとなーくですがイメージが沸いてきたかな。特に印象的だったのが、思春期(=反抗期)とそれを乗り越えたあとの青年期。「思春期は、子供は親をひとりの人間として客観視し始める自立の時期。青年期に入ると、1対1の対等な関係がスタートする。」という内容。
思春期が終わるまでは、子育て優先で行きたいなと再認識。
確かに小学生も高学年になれば、夕飯さえ用意しておけば子供たちだけでご飯を食べて就寝することもできると思う。でも、精神的に親の存在って大きいってことなんじゃないかなと。
(最終的にはそのときの子供の様子を見ながら判断するとは思いますが)
子供たちの思春期が終わるころ、私はもう50代。
これからの仕事人生、二度と昔のようにバリバリ残業するスタイルには戻れないなと。
仕事は大好きだけれども、会社の制度をうまく使いながら、子育て優先でもシステム開発をやり遂げるスタイルを見つけたいなと思います。