kosodateとITと

子育てとITと、日々の徒然を綴ります

ワーママ歴8年。ワーママ遍歴を振り返ってみる

何度も中断しているこちらのBlog。たまたま読み返してみたら、いろいろな気付きがあったので書いてみようと思います。

 

長男を出産したのが2009年。育休中の2011年に次男を出産。2012年に3年半の産休・育休を経て時短勤務で復帰。2014年に長男が年長さんのタイミングでフルタイム復帰しました。

 

今では長男は小学5年生、次男は小学3年生。
長男の中学受験以外には大きな悩みもなく、当たり前にワーキングマザーとして働いています。

 

育休復帰〜短時間勤務(長男:3才〜5才、次男:1才〜3才)

このころは本当に悩みが多かったです。

毎日悩んでいたかもしれません。いや、悩む時間さえなかったのかも。考える時間を作るためにBlogを始めたのに、はじめましての記事を書いてから4ヶ月も放置していることからも、当時の大変さが伝わってきます(笑)

 

たった2泊の出張でも(今なら大喜びで行きます)、行くべきか行かないべきか悩み、育休前と同じようには仕事ができないもどかしさがありつつも、子供たちと過ごす時間を優先したい気持ちも強く、どうにもならないジレンマと戦っていました。

 

わたしが育休復帰したころは、マミートラックという言葉で表現されるように、復帰後は補助的な仕事に配置換えになる、もしくは自分で希望して異動するのが当たり前で、私もご多分にもれず、復帰前とは少し違う仕事をしていました。とはいえ、短時間勤務でも負担になりすぎない仕事の中で新しい経験をさせてもらえたので、今となってはとても感謝しています。

 

勤めていた会社はかなりの大企業ですが、この当時は短時間勤務だと昇給やボーナスにガッツリ影響があったので、その辺りへのモヤモヤからフルタイムに戻すことにしました。最近は、短時間勤務でもしっかり評価をされるように変わってきているようです(後輩談)。

 

フルタイム勤務1年目(長男:年長、次男:年少)

本当に苦しい1年でした。

IT業界はプロジェクトによって忙しさが大きく変わってきます。フルタイム復帰してしばらく後にアサインされたプロジェクトがよりによって超難易度の高いプロジェクト。保育園のお迎えにいけないどころか、その日のうちに帰れないこともザラでした。

 

この頃は、いろいろなストレスで心身ともに少し異常をきたしていたような気がします。

 

夫も基本的には家事・育児は手伝うスタンスの人だったので、夫婦仲も最悪。

どうしてもやらなければならない仕事があり、22時ごろ仕事をしていたら(子供たちも起きていました)、帰ってきた夫に「ちょっと優先順位が間違ってるんじゃない?(怒)」と言われて絶望的な気分になったことも。

 

ただ、この1年の経験があったからこそ、今があるとも思っています。私の価値観での両立の限界を悟りましたし、良い意味で人に頼ることの大切さも学びました。

 

フルタイム勤務安定期(長男:1年生〜、次男:年中〜)

長男が小学生、次男が年中と「育児」という観点ではあまり手がかからなくなってきたこともありますが、肩の力が抜けて良い感じに両立できるようになってきたなと思っています。

 

上に書いた繁忙期後は、長男が1年生に上がるタイミングだったこともあり、少し仕事はセーブさせてもらいました。上司も配慮してくださり、危なそうなプロジェクトへのアサインは控えてもらえるように。

 

その後、転職を経て今に至ります。

自分なりのワーク・ライフバランスのちょうど良いところはわかってきたものの、ワークに偏りすぎたり、ライフに偏りすぎたり。

 

仕事に関しては、やりたい仕事もあるけれど、自分から手をあげておいて前のような状態になってしまったら怖いなとか、もっと幅を広げるために勉強をして新しいことにチャレンジしたいけれど長男の受験もサポートしてあげたいなと思ったり。なかなか積極的になれないのが悩みです。ただ、転職したこと自体がチャレンジ。よく決意したと思っています。

 

ワーママの悩みは解決しない。でも、それでいいんです。

そんな感じで、悩みは絶えないのですが、そうやって悩んでいるうちに、子供たちはどんどん次のステージに行ってしまうんですよね。ワーママの悩みなんて、極端な話、一生解決することはない。答えが見つからないまま、悩みはどんどん変わっていって、気付いたら子育て卒業。きっとそうなるのだろうなと思っています。

 

まずはここまで頑張ってきた自分を褒めてあげたい。仕事と子育ての両立って本当に大変。そして忘れてはいけないのが、沢山の人に支えていただき、応援していただいていること。周りの方々への感謝の気持ちを忘れずに、沢山悩みながら仕事も子育ても楽しんでいきたいと思っています!